「強い棋士」の条件とは? ![]()
1. 成績の良い棋士の特徴 棋士に向いた適性が、ホロスコープの中に、本当に示されているのだろうか? これを、多くの棋士のデータから実証するために、次のように考えてみる。
- 将棋の強さは成績に現れている。
- 成績の良い棋士には、ある程度、共通するホロスコープの特徴がある。
- ホロスコープの特徴は将棋というゲームの特性から推測できる。
- 将棋は知的な競技なので、占星学理論から見て知性を示す水星と戦いを示す火星が、ホロスコープの特徴になる。
- 棋士を成績によって分類した場合、優秀なグループほど特徴のあるホロスコープが多い。
2. 成績評価 通算勝数などで昇進する「段位」は必然的に年長者ほど高くなるので、将棋の成績を計る基準として、適切ではない。そこで代わりに「タイトル獲得数」を基準にし、段位で判断する場合は、1965年以降出生者は1段、1970年以降の出生者は2段高いグループにする。今回の成績による分類は次の通りである。
(データ出典:NICHIGAI- ASSIST、朝日人物事典、将棋世界1996年3月号:136人)
・Aグループ. 実力制名人位獲得者(9名)
・Bグループ. 公式7タイトル獲得者(23名)
・Cグループ. 8〜9段(37名)
・Dグループ. 5〜7段(67名)
(※今回のデータでは、4段棋士の生年月日は不明)
3. ホロスコープの特徴 将棋の(占星学で分析しやすい)特性である「負けず嫌い」と「頭脳競技」から、知性を示す水星と、勝ち気を示す火星の関連が、ホロスコープの特徴として推測される。アスペクト以外に、水星と火星の関連は支配サインによって、おとめにある火星、おひつじにある水星、ふたごにある火星を特徴とした。
「負けず嫌い」と「頭脳競技」から、水星と火星の関連を調べる
- 1. 水星と火星のアスペクト
- 成績優秀グループほど、特徴あるホロスコープが多いと予想される
- 2.おとめにある火星
- 成績優秀グループほど、特徴あるホロスコープが多いと予想される
- 3.おひつじにある水星
- 成績優秀グループほど、特徴あるホロスコープが多いと予想される
- 4.ふたごにある火星
- 成績優秀グループほど、特徴あるホロスコープが少ないと予想される
ふたごにある火星はサインの性質(要領が良く、興味の対象が変わりやすい)から考えて棋士に不向きと考えられるので、成績と逆の比例関係が予想される。
4. 天体位置の集計
(出生時刻不明のデータなので、誤差の少ない正午生まれとして計算した)
1. 水星と火星のアスペクト オーブ6度、タイトな順に数えて10位内(月は除く)
2. おとめにある火星
3. おひつじにある水星
4. ふたごにある火星
1. アスペクト 成績評価
のグループ人数 全体 割合 A 5 9 56% B 8 23 35% C 7 37 19% D 10 67 15% 計 30 136 22%
2. おとめの火星 成績評価
のグループ人数 全体 割合 A 3 9 33% B 4 23 17% C 6 37 15% D 6 67 9% 計 19 136 14%
3. おひつじの水星 成績評価
のグループ人数 全体 割合 A 2 9 22% B 4 23 17% C 3 37 8% D 6 67 9% 計 15 136 11%
4. ふたごの火星 成績評価
のグループ人数 全体 割合 A 0 9 0% B 1 23 4% C 3 37 8% D 6 67 9% 計 10 136 7%
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5. 結論 予想された通りに、水星と火星のアスペクトは、成績優秀グループほど、特徴のあるホロスコープが多い。また、おとめにある火星も成績と比例して、特徴のあるホロスコープが多くなっている。
おひつじの水星も比例傾向にあり、ふたごの火星には成績と反比例の傾向がある。
ホロスコープの特徴として推測された水星と火星の関連は、実際の集計によって、ほとんど予想通りの結果を得た。これは、占星学の法則が、将棋棋士の成績によって証明されたことを示す。
言い換えれば、ホロスコープに、水星と火星のアスペクトがあること、おとめのサインに火星があること、おひつじのサインに水星があること、ふたごのサインに火星がないことが、「強い棋士」の条件となる。
実際のホロスコープの解読においても、出生時刻が判明している場合に、水星と火星がホロスコープの重要な位置(MCやASC)にあると、将棋棋士として特に有利と考えることができる。
6. 補記(2001-8-18) この分析の後に、2001年までに新たに名人位とタイトルを獲得した棋士は、4人中3人がこの法則に合致している。
棋士に向いている性格として「負けず嫌い」という説は占星学として検証しやすいが、その後の棋士の実績でこの見方は強化された。
丸山忠久名人 1970年 9月 5日生まれ - 火星おとめ 佐藤康光前名人 1969年10月 1日生まれ 水星□火星 - 藤井 猛竜王 1970年 9月29日生まれ 水星 火星
火星おとめ 三浦弘行元棋聖 1974年 2月13日生まれ - -
7. 一般化と適用範囲(2001-10-19) ここでの話題はプロ棋士に限られたものです。趣味として楽しむアマチュアの将棋ファンにそのまま当てはまるとは限りません。データで検証はしていませんが、一般人では、むしろ勝負ごとに関する多才な知的能力とも考えられます。
検証の際に、ふたごのサインについて興味の対象が変わりやすいことを理由に将棋に不向き、と考えるのは「将棋一筋に修行を行う少年時代を突破した者だけがハレてプロになれること、しかも子供時代の修行が大きい」という状況があるからです。
また、ホロスコープの影響をデータを通して調べると、必ずしも全てが当てはまるのではありません。事実は関係が強くなる傾向(相関関係)にある、という事です。
このことは、ホロスコープの要因が単独で将棋の強さを決めているのではなく、状況と交じり合い関係しあいながら人間に影響するということを示唆しています。
(注:実占におけるMC、ASCとの関連は占星術の理論から導かれることです。)
8. 補記2(2002-5-4) くどいようですが、この分析を誤解される方がいらっしゃるので、次の点を繰り返します。
将棋の強さの分析では、母集団としたプロ棋士は全員若いころから猛烈に将棋の勉強をしています。将棋の強さを決める要因は、まずこの勉強です。どれだけ将棋のための努力を続けられるかにかかっています。
羽生竜王の言葉にもありますが、この努力と関連しているとすれば、アマチュアで将棋好き人はたとえ強くても、この分析が当てはまるとは言えません。改めて確認する必要があるでしょう。
9. 補記3(2002-5-18)
森内新名人誕生
森内新名人 1970年10月10日生まれ - 火星おとめ
10. 補記4(2004-12-30)
渡辺新竜王誕生
渡辺明新竜王 1984年4月23日生まれ - -
11. 補記5(2005-11-5/2006-10-20)
羽生世代(1969/4〜1971/3年生まれ)の棋士で分析すると?
◎名人経験、○タイトル経験、▲タイトル挑戦経験
飯塚祐紀6段 1969年4月2日生まれ - 水星おひつじ - 畠山成幸7段 1969年6月3日生まれ 水星 火星
- - 畠山 鎮6段 1969年6月3日生まれ 水星 火星
- - 村山 聖9段 ▲ 1969年6月14日生まれ 水星 火星
- - 佐藤康光棋聖 ◎ 1969年10月 1日生まれ 水星□火星 - - 中座 真5段 1970年 2月3日生まれ - - - 先崎 学8段 1970年 6月22日生まれ - - - 丸山忠久9段 ◎ 1970年 9月 5日生まれ - 火星おとめ - 羽生善治4冠 ◎ 1970年9月27日生まれ 水星 火星
火星おとめ - 藤井 猛9段 ○ 1970年 9月29日生まれ 水星 火星
火星おとめ - 森内俊之名人 ◎ 1970年10月10日生まれ - 火星おとめ - 増田裕司5段 1971年2月7日生まれ - - - 郷田真隆9段 ○ 1971年3月17日生まれ 水星□火星 水星おひつじ -
あなたの水星星座、火星星座を調べてみよう。
誕生日の星座&運勢
12. 補記6(2006-2-3) アスペクトデータ再分析
・Aグループ. 実力制名人位獲得者(12名)
・Bグループ. 公式7タイトル獲得者・名人戦経験者(25名)
・Cグループ. タイトル戦経験者・全棋士参加公式戦優勝者・9段・8段(102名)
・Dグループ. 5〜7段(77名)
・Eグループ. 対照群(2160名)
(※戦後の順位戦に参加した棋士。分析対象棋士216名。4段棋士は対戦数が少ないため、また優勝経験のない8段以下の物故棋士の一部は現役時代の成績や段位が解り難いため省いた。対照群は棋士全員の誕生日から±50,100,150,200,250日の日付を採用)将棋連盟HPより棋士データ(2006-1-31日現在)を収集し再分析しました。
必ずしも成績(強さ)と段位が対応していないことは、前回のデータ分析に際してもある程度考慮しましたが、今回は多くの引退棋士と物故棋士をデータに加えたので年令以外に、決勝リーグ進出、勝率、レーティング等を参考に成績(強さ)の分類を少し変更しました。
(オーブ6°。分析が大変なので(^^;「タイトなものから10個以内」の条件は省く)
オーブ6°
グループ 人数 全体 % A 6 12 50% B 9 25 36% C 32 102 31% D 16 77 21% 計 63 216 29% 対照群 556 2160 26%
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このデータからは水星・火星のアスペクトはプロの将棋棋士として有利と考えられる。
前回下位グループに分類された当該アスペクトを持つ棋士の多くが、その後の成績により今回は上位グループに分類されている。
今後のタイトル戦経験者は今回上位グループに分類された若い棋士の中から登場すると期待される。
(しかし厳密な統計ではないため占星術に過剰な期待を持たないでください。)
13. 補記7(2006-2-26)
サインデータ再分析(おひつじの水星)
成績評価
のグループ人数 全体 割合 A 2 12 17% B 4 25 16% C 8 102 8% D 5 77 6% 計 19 216 9% 対照群 181 2160 8% ![]()
このデータからは、やはり牡羊座の水星はプロの将棋棋士として有利と考えられる。