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-アディ調波(ハーモニックス)とハーフサムの統一理論

石川源晃氏によるアディ調波(ハーモニックス)とハーフサムの統一的な説明を発展させ、ここにアディ調波の実用法の改良を提案する。

ハーフサムをh1、天体1をp1、天体2をp2とすると中間点は次式でも導き出せる。

h1 = (p1 - p2) ÷ d × i + p2 ……… (式.a1)

ここで、 (p1 - p2) ÷ d × (i + j) = 360 ……… ただし d,i,jは整数(式.a2)

が成立する場合、第(i + j)調波においてp1、p2、h1にコンビネーションが形成される。
また、

HN = (i + j) = 360 ÷ (p1 - p2) × d ……… (式.a3)
このときd = 2n,i = nとするとハーフサムが成立つ。

例.1
p1=50,p2=10,d=2,i=1
h1 = (50 - 10) ÷ 2 × 1 + 10 = 30
j = 360 ÷{(p1 - p2) ÷ d} - i
j = 360 ÷{(50 - 10) ÷ 2} - 1 = 17
HN = i + j = 360 ÷ (p1 - p2) × d = 18

例.2
p1=50,p2=10,d=4,i=3
h1 = (50 - 10) ÷ 4 × 3 + 10 = 40
j = 360 ÷{(p1 - p2) ÷ d} - i
j = 360 ÷{(50 - 10) ÷ 4} - 3 = 33
HN = i + j = 360 ÷ (50 - 10) × 4 = 36

例.3
p1=50,p2=10,d=5,i=2
h1 = (50 - 10) ÷ 5 × 2 + 10 = 26
j = 360 ÷{(p1 - p2) ÷ d} - i
j = 360 ÷{(50 - 10) ÷ 5} - 2 = 43
HN = i + j = 360 ÷ (50 - 10) × 5 = 45

例.4
p1=70,p2=10,d=2,i=1
h1 = (70 - 10) ÷ 2 × 1 + 10 = 40
j = 360 ÷{(p1 - p2) ÷ d} - i
j = 360 ÷{(70 - 10) ÷ 2} - 1 = 11
HN = i + j = 360 ÷ (70 - 10) × 2 = 12

例1のようにハーフサムのコンタクトはd=2,i=1とした場合のアディ調波のコンビネーションに置き換えられる。

これはハーフサム45度法が第8調波に限定されない事を示すと同時に、ハーフサムは変数d,iの違いとしてアディ調波(ハーモニックス)の一部に完全に含まれることを示す。また、個々のホロスコープにおける調波(ハーモニック)の優先度を示す手がかりともなる。

例4はYODとハーフサムとHN=12が同一に扱える例である。これを見ればハーフサムとアディ調波の統一理論であることが良く分かる。
(2010-2-10)

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この統一理論によって、活性化したハーフサムの軸は、それが含まれる調波の活性化を示す指標になる。それため、活性化したハーフサム軸が見出された場合は、それが含まれる調波の解読を優先し、活性化した調波が見出された場合は、それが含まれるハーフサム軸の解読を優先する事ができる。

実際のホロスコープを解読する場面では、アディ調波(ハーモニックス)にしてもハーフサムにしても活性化したものを見つけ出す事が一つの課題である。これまでは占星術のその他の技法と同様に、活性化の判断は熟練に負うところが大きかったが、本理論によって数学的に判断する事が可能となった。

ホロスコープの数値モデル化へ向けて一歩前進である。
(2010-2-11)

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東洋医学/占術でも、古来の技法を現代的な文脈に翻訳する作業が行われている。 例えば鍼灸には時刻によって治療効果に違いが出る事が知られており、これを現代的な文脈である時間宇宙生物学の範疇で位置づける試みが行われている。

このような流れの一環として、西洋占星術でも古来の技法を現代的な文脈に翻訳する研究が行われている。 中でもアディ調波は数学的な背景を持った技法であり、数値的な研究目的に適っている。 これはノーアスペクトの天体も何れかの調波(ハーモニック)で特徴が見出せるので、実用上でも周波数の違いとして一貫した処理が可能である。
(2010-2-14)

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