(粗い言い方になりますが)少なくとも人類や高等な哺乳類などには、外界を2つの部分に分けたり自他を区別する能力があります。最もシンプルな数の世界として2進法があるように、(現代では0と1で表現しますが)これが最初の数の世界です。そして言葉に一人称と二人称が有る様に、自分と他者とを分けて考えることができるのです。ここには既に他者との関係(相性の原初的な認識:相性占いの萌芽)があります。
占星術ではホロスコープに於けるサイン(星座)の最初の区別は+サイン(別名は男性サイン=火の星座と風の星座:人のタイプとしては外向性)と−サイン(別名は女性サイン=地の星座と水の星座:人のタイプとして内向性)です。天体では太陽と月(別名は太陰)です。
また別の面から12のサインを人間の2つのタイプに当てはめて考えた場合には、情動的なサイン(火の星座+水の星座)と理性的なサイン(地の星座+風の星座)となります。
もちろん人のタイプ分けは一般論としての説明で、個人のホロスコープの場合はこんな簡単な分け方が当てはまるほど単純なものではありません。
実際に人のホロスコープを解読する際に↑上記赤字の部分は、初心者の方が必ずといって良いほど陥る間違いやすいところですので、いつも必ず留意してください。
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(2007年4月2日追加)
このような2分法や2進法は何もコンピュータの世界に限ったことではありません。生物の認知の基本にある神経伝達の仕組み自体がそうなのです。
もっとも原初的な認識の仕方と言えるでしょう。そしてこの認識の仕組みは人間の五感の働きにも現われています。
音楽に詳しい方は良くご存知のことですが、例えば音の高さに関する認識では110Hzの音は2倍の220Hzになると1オクターブ高くなり、その2倍の440Hzになってまた1オクターブ、さらにまた2倍の880Hzになって1オクターブと、振動数が2倍になる毎に1オクターブ高くなります。つまり音の高さは数字で表せば2のN乗という2進法で認識されるのです。
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(2007年4月5日追加)
2進法とは限りませんが、感覚についてのこのような指数的な関係は、音の高さや強さに関する聴覚だけでなく臭いなど日常的な他の感覚についても共通しています。
そして、このような関係が数の認識に関わってきます。
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(2007年7月12日追加)
つまり数の認識は、感覚的には等比級数によるのです。そしてそれらは同一のサイクルの繰り返しとして、神経回路に組み込まれます。
相性診断とはこれら神経回路に組み込まれた認識における基礎的条件の適合の度合いを考えるものです。
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(2007年7月21日追加)
繰り返されるサイクルは自己相似性を特徴としており、これが相性だけでなくホロスコープや占星学全体に適用される数の考え方になります。
すなわち数とは、自己相似的な繰り返しなのです。そして相似性を認識する能力が相性の源になるのです。
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(2007年9月5日追加)
そしてそれぞれ個人差の有る時間的な自己相似性のサイクルの認識に於ける差異やその組み合わせによって、文字通り「波長が合う<>合わない」の現象が表れます。
特に、第2高調波と第3高調波とそれを基本とした高次高調波は、それぞれが自然現象における危険性と安全性に関係しているため不快と快に結びついていますので、どうしても認識の違いが現れやすく、相似性という面ではちぐはぐになりがちです。